白井晃さん演出の幽霊たちを見に行ってきました。
ストーリーはやや難解な、いや私の力量では理解しづらい内容でしたが、佐々木蔵之介さん、市川実日子さんらのすばらしい演技と、白井さんの緊張感のある演出で休憩なしの2時間半も短いと感じるほどでした。演出では、人の動きをも舞台セットの一部と化すようなある意味機械的な動きを多く使い、少ない人数でニューヨークの雑踏を表したり、主人公の内面的な葛藤を表現したりしている気がしました。
さてさて、人間を使った演出ですが、役者さんは皆さんすばらしい姿勢とオーラを発しているので、かっこよいのですが、わがオペラ合唱団はどうなることでしょう。せめて歩く姿勢くらいは美しくありたいですね。早く歩いたりゆっくり歩いたりするだけで、いろんな表現ができることに驚きました。
「生」白井さんはかっちょよかったです!
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